耐震シミュレーション
耐震シミュレーション「wallstat」
wallstatとは?
wallstatは木造住宅を対象とする耐震シミュレーションです。
wallstatを使えば、パソコン上で木造住宅の3Dモデルを作成し
振動台実験のように地震動を与え、
最先端の計算理論に基づいたシミュレーションを行うことで、
変形の大きさ、損傷状況、倒壊の有無を視覚的に確認することが可能となります。
「wallstat」でできること
木造住宅の平面図、立面図から3Dモデルを作成し、地震波を入力することでシミュレーションを実行します。
自分で入手した耐震要素の実験データや、地震波形を利用することも可能です。
巨大な地震動が生じたときの木造住宅の倒壊安全性の確認や、
実験が難しい建物の振動台実験シミュレーションなど、 幅広い活用方法が考えられます。
数年後に起こった地震もシミュレーションを行うことによって損傷の程度を確認することが可能です!
wallstatQ&A?
Q:wallstatでの解析後に表示されるモデルの構面の色(黄色、橙色、赤色)の基準を教えてください。 Q:wallstatの結果は本当に正確なの? Q:wallstatではどの程度の地震を想定していますか?
A:黄色は軽微な損傷、橙色は次の地震では耐力として見込めない、赤色は大破している。
A:wallstatの解析結果は数々の実働台実験で裏付けられています。
A:wallstatでは震度6程度の地震を想定してシミュレーションしています。また要望により阪神淡路大震災の地震動を与えて検討することも可能です。
作成元
京都大学生存圏研究所、
国土交通省国土技術政策総合研究所、
国立研究開発法人建築研究所、
東京大学大学院での開発者の研究成果を元に製作しております。